今日は基本のスパイスカレーを作る。
何事も基本が大切である。
特にスパイスカレーは基本を押さえないと失敗しやすい。
スパイスカレー粉を使ったカレー作りにチャレンジしたい方の参考になればと思う。
今回は玉ねぎ、トマト、スパイスカレー粉、塩をベースに使い、シンプルに作ります。
目次
スパイスカレーを作るうえで必要な基礎知識
市販のカレールーとスパイスカレー粉は全くの別物です。
市販のカレールーはうまみ成分を含んでいるため、ルーを溶かすだけで味がまとまります。
しかし、スパイスカレー粉はカレーに含まれるクミン、コリアンダーを粉にして混ぜ合わせた粉です。カレールーのようにうまみ成分が入っているわけではありません。
同じように調理しても全く別物の薄味カレーが出来上がります。
スパイスカレー粉を使ったときは薄味になりやすいので、具材のうまみも非常に重要です。ダシの出やすい、鶏モモ肉を使うと誰でもおいしく仕上げれます。
カレールーとの調理法の違い
市販のルーは具材を煮込み最後にカレールーを溶かしますが、スパイスカレー粉は炒めている具材と共に調理します。
今回作るスパイスカレーも玉ねぎとカレー粉を一緒に炒めています。
理由はスパイスカレー粉に含まれている香り成分を外に引き出してスパイスを最大限活用するためです。
スパイスには様々な香り成分が含まれています。
その香り成分は油に溶けやすいのが特徴です。
カレー粉の香りを油に移し、油を具材全体に広げます。
そうすることで、スパイスの香りを最大限に引き出します。
「ポイントはカレー粉に入っている成分(香り)を油に移すことです。」
これを意識するとよりおいしいカレーができると思います。
では実際に作っていきましょう。(二人分)
下の写真はクミンの香り成分を油(オリーブオイル)で抽出している様子です。
①この小さな種はクミンシードと呼ばれていますが、これを粉にしたものがカレー粉に入っています。ホールスパイスで香りのベースを作ります。

②クミンの香りがしたら、玉ねぎ半玉とトマトピューレ、塩を入れます。

③玉ねぎを炒め終えたら、弱火にしてカレー粉大さじ1を入れていきます。
この時、炒めた玉ねぎに油、カレー粉の香り成分を全体に広げます。
焦がすと、香りが逃げるので、弱火にして焦がさないように注意する。

④カレー粉を弱火で炒めた後は、水、鶏もも肉を入れて煮込む。しばらく煮込めば完成。
最後の味付けは醤油大さじ1、ハチミツ小さじ1を入れ、味が薄いと思ったときは水分を蒸発させるか、塩を入れます。味の濃さは個人のお好みで。

⑤完成したカレーです。
玉ねぎは兵庫県産を使いました。
玉ねぎの甘味がとても癖になるカレーでした。

最後に
今回はスパイスカレールーとスパイスカレー粉の違いとスパイスカレーの調理方法に焦点を絞ってみました。
香りを油に移すことを考えるとよりおいしくなります。
この基本のカレー何度か作り、自分好みの具材を入れて仕上げれば、よりスパイスカレーを作る楽しさが広がると思います。
ごちそうさまでした~。